フネさんのこと

ちょんまげの由来を調べてみた、調べるといっても「ちょんまげ 由来」と入力して検索するだけ。でもたったこれだけで必要な答えを得ることが出来るのだから本当に便利なものである。いまさらこんなことに感心しても始まらないが、なぜちょんまげなのかというと、よくよく見るとへんてこな頭であるから。なんであんなめんどくさい頭にしていたのか、急に気になって仕方なくなったのである。最近どうもこういった突発的な自問自答に時間を使うことが多いようだ。

 

そして答えはどうやらカブトにあるようであったのだが、月代だけ剃り上げたところが面白い、全部剃れば楽ではないかとも思うのであるがやはり髪にはそれなりの意味があるのであろう。日本だけではなく世界中で髪には気が宿るものなのだろうか、絵画や彫刻を見てもショートヘアなどまず見かけない。特に女性にとっては何年たっても髪は命である、そういえば近所のトキタさんが買った育毛剤が効き目がいいらしいと評判になったことがあったことを思い出す。

 

いまでは貴重となった和ランのエキスが入っているとかと言っていましたが多分これのことだとだろう。「60歳以上に話題」といったコピーに注目したい、60歳などまだ若いのである。子供のころよく見たサザエさん、登場人物の名前はよく憶えてはいないが、お母さんのフネさんはたぶん50代に入ったばかりではないだろうか、それにしては老けている。しかし作られた当時は平均寿命もそうだがと今と50歳の意味が違うのである。

 

だからトキタさんのようにたぶん70近いお方がお洒落で育毛剤を買って効果を自慢したり、それを聞いて興味をもつ同世代のおばさんたちを見るのはじつにいい。老後や介護から目を背けるわけではないが、いくつになってもオシャレは人を活性化させるものなのだろう。