臍帯血とは

他人の臍帯血を使った再生医療が国に無届で行われていた問題が新聞で取り上げられていた。臍帯血とは赤ちゃんのへその緒や胎盤に含まれる血液のことで血液細胞のもとになる幹細胞が含まれているのであるが、2015年以降他人の細胞を移植する際には、国への治療計画を提出することが必要となっているらしい。この臍帯血を使って治療を受けた患者の内30%は中国人であったそうである、移植費用は1回あたりなんと300万~400万円。治療目的はアンチエイジングなどでありわざわざ治療目的でツアーを組まれていたらしい。

また無届け出で臍帯血移植をしたとして疑いのある表参道のクリニックではホームページで「がんの痛みが軽減した」など臍帯血移植をPR、「アンチエイジングに良い」と宣伝をしていたそうである。しかしこの臍帯血に含まれる幹細胞を使用したがん治療やアンチエイジングなどの美容医療については今のところ科学的な有効性や安全性が認められてはいないそうである。たしかに医学的な根拠もなく、まして必要な許可も得ることなく治療を行うなど論外であろう、また今回の問題を「氷山の一角」であると危機感を抱く声もあがっている。

安易にこういった治療は受けないよう注意を呼び掛ける、とのことであったが今のところ僕には関係ない話ではある。しかしこの先いつまでも健康でいられるわけでもない。300万円ではさすがに考え物ではあるが違法であるとはわかっていても「わらにもすがる」思いは正直わからないわけではない。臍帯血のことを少し調べてみると、やはりアンチエイジングを目的としたものが多い。また似たようなものでプラセンタなるものもあり、こちらは医療機関でのみ注射もしてくれ美肌効果にはとても評判がいいらしい。

このプラセンタはさらにサプリメントとして発売もされており簡単に手に入りやすいが馬の胎盤を使用しているようである。いずれお世話になる日が来るのかもしれない、などと思うと試してみようかなどと思ったりした。